サプリメントやお薬で問題解決をおすすめしない理由
何となく体調が悪い…。
体がだるくて仕方ない…。
そんなときに、お薬やサプリメントに頼り切りになっていませんか。
体調不良の時、元気が出ないとき、
ついつい頼りがちになってしまうこの二つ。
「好きなものを食べて、足りない部分はサプリでとります」
とか、
「ちょっとダルいし、風邪薬飲んどく?」
みたいに考えていませんか。
でもでも、その考え方、ちょっとキケン!!
私が安易にお薬やサプリを勧めないのには
理由があります。
理由①
継続・大量摂取がカラダに害を与えることがあるため
理由②
沢山摂っても、必要な部分に届かないと意味がないため
この二つ!
ひとつずつ説明していきますね(^^)
理由①
継続および大量摂取がカラダに害を与えることがある
こちらはお客様の衝撃エピソードをご紹介します。
Aさま(仮名)は2週間ほど咳が続いており
咳止めの市販薬をずっと続けて飲んでいました。
とある夜、呼吸が出来なくなりそのまま緊急搬送!
診察の結果、間質性肺炎と診断され
そのまま入院になってしまったそうです。
この方はたまたま使用上の注意(○日経っても〜と書かれている部分)を
しっかり読んでいなかったため
このような状態になってしまったのだとか。
症状を抑えるための薬が、良くするどころか命を脅かすこともあるのです。
このように自己判断で市販薬を使い続けることは
カラダにとってデメリットとなりえます。
また、サプリメントの場合は
採りつづけることで過剰症になってしまうことも。
たとえば 体によいイメージのビタミン。
食品からでなくサプリメントでとりいれると
野菜嫌いでも手軽にとれていいですよね。
でも脂溶性ビタミン(A,D,E,K)といわれるものは体の脂肪に溜まってしまうので、
とり過ぎで過剰症になればカラダに害が起きることもあるんです…。
栄養なのに、と思われるでしょうが
過ぎたるは及ばざるがごとし
という表現がまさにドンピシャなんです(‘A`)
食品から摂ることで
過剰症になることはなかなかありません。
健康になりたいなら、サプリに頼るよりも
食事の内容を見直すべき!です!
理由②
たくさん摂っても、届かなければ意味がない!
これは勘違いされている方が多いので、特に声を大にして言いたいのです。
痛みに効く○○、せっかく摂っているのにまったく効いてくれないのは
有効成分が足りないのではなく
有効成分が必要なところに届いてないから。
なぜ届かないかというと、体のめぐりがうまくいっていないからなんです。
キレイな雨樋(あまどい)は雨水をスムーズに流してくれますが、
落ち葉や埃が溜まった雨樋は雨水が流れにくいですよね。
それと同じで、
全身の筋肉が固かったり、水分が不足していると
体を流れる水分がキチンと全身を巡りません。
せっかく摂った有効成分が、めぐりが悪いせいで必要な場所に届かないのです。
なので、サプリやお薬の効きが悪いときは
量を増やすのではなく、体のめぐりが悪くなっていることを疑ってみてください。
めぐりを良くするためにすべき事は
体に十分な水分を取り入れることと
カチカチにこり固まった筋肉をやわらかくゆるめてあげること。
解消したいお体のお悩みがあるのなら、
体をゆるめてあげることと、こまめな水分補給にこだわってみてください。
お薬やサプリメントを摂るよりもはやく
お悩みが解決するかもしれませんよ(*´∀`*)